ブックタイトルしつこい疲れは副腎疲労が原因だった ストレスに勝つホルモンのつくりかた

ページ
36/60

このページは しつこい疲れは副腎疲労が原因だった ストレスに勝つホルモンのつくりかた の電子ブックに掲載されている36ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

しつこい疲れは副腎疲労が原因だった ストレスに勝つホルモンのつくりかた

34ティにあふれ、記憶力も冴さえていて、10人ぐらいのクライアントの電話番号をパパッと空で言えるような人だったそうです。 私たちのクリニックで診察を受けたとき、浩志さんは自分が認知症になったのではないかと不安がっていました。以前は10人分の電話番号ぐらいサッと暗記できたのに、今は覚えられないし、覚えてもすぐに忘れてしまうと言うのです。 一般の人から見れば、何人もの電話番号などなかなか覚えられないのが普通です。ですが、浩志さんは職業柄、慢性的に強いストレスがかかっているのが普通の状態なので、副腎から分泌されるストレスに対処するホルモン、コルチゾールが常に高いレベルにあり、このホルモンが強度のストレスに対応して心身のバランスを取っていたわけです。 ところが、診察したときには、普通の人なら正常のレベルのコルチゾールが分泌されていましたが、浩志さんにとってはその値が快適に生活していたころのコルチゾールレベルより低いレベルに下がっていました。コルチゾールの値