ブックタイトル元気の源 五体の散歩
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元気の源 五体の散歩
1 8「糖尿病でなくなった。キミにすすめられてせっせと散歩したおかげだ。ほんとにありがとう。感謝しています……」歩いているとおもしろいアイディアが飛び出す。それをすぐにメモ歩き出して二十分くらいはなんということはない。ただ歩いているだけである。そのうちにだんだん気分が変わってくる。気にかかっていたことを忘れるともなく忘れる。頭が活発になったように思われると、ずっと前に考えて、中途半端になっていたことが、ひょっこり浮かんできたりする。〝そうか、そうだ、忘れていたが、おもしろそうだナ〟と思う。またすぐ忘れそうだから、メモしておきたい。そう思うことが多くなって、散歩に出るときは、紙切れと書くものをポケットに入れる。あるイギリスの思想家が、なだらかな登り坂を歩いているときによく妙案が浮かぶ、と書いていたのを思い出した。登り坂ではなくても歩いていると頭の調子がよくなるのか、