ブックタイトルできる人はやっている 上司を使い倒す50の極意

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できる人はやっている 上司を使い倒す50の極意

032 しかし、よくよく考えてみてください。評価を嫌がる部下だって無意識のうちに上司を何かと評価しているものなのです。「あの課長、言っていることに一貫性がなくて、よくブレるよね」とか、「どうして、うちの上司は自分で何でもやっちゃうんだろう? もっと部下に仕事を任せてくれればいいのに……」とか、「もっと現場を見て、もっと部下の意見を聞いてほしいよ」とか、勝手に同僚たちと上司のことをあれこれ評価していませんか? 人と人が人間関係を持った場合、そこに必ず評価という物差しが入ってくるのは、自然なことなのです。だからこそ、必要以上に評価を避けたり、恐れたりしないことです。むしろ評価されることを利用すればいいのです。 上司が部下を評価する人事考課(査定)は、そもそも何のためにあるのでしょうか? あなたは、評価の目的というものを知っていますか? 改めてそう訊ねると、ほとんどの人はうまく答えられないか、答えられたとしても、「給料の額を決めるため?」のように自信のない答えが返ってきます。組織で働く者としては、非常に大切な内容なので、ぜひこの機会に頭に入れておいてください。