ブックタイトル日米開戦の正体
- ページ
- 33/92
このページは 日米開戦の正体 の電子ブックに掲載されている33ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 日米開戦の正体 の電子ブックに掲載されている33ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
日米開戦の正体
31 序章 なぜ今、真珠湾への道を振り返るのかた。これを指しながら首相は言う。「紛争国から逃れようとしているお父さんやお母さん、おじいさんやおばあさん、子供たち。彼らが乗る米国の船を今私たちは、守ることが出来ないのです」「この議論は国民の皆さま一人一人に関わる、現実的な問題であります」だって。皆さん、こんな話聞いた事がありますか? 米国の輸送船で紛争国から逃れた人など、かつて一人も居なかった筈だ。首相よりも大橋巨泉氏のほうが正しい発言をしている。この異常さにどれくらいの人が気づいているでしょうか。今、安倍政権が「嘘と詭弁で政策を推進する」方針は真珠湾攻撃の決定の際と同じです。真珠湾では「民主主義国家の米国は長期の戦争に耐えられなくなる」という嘘に基づいて戦争に突入しました集団的自衛権やTPP、原発などで安倍政権が行なおうとしている方針は次の図式が成り立っています。① 指導者が嘘や詭弁の説明をする② この嘘や詭弁で、本来は国民が望まない方向に政策を誘導する