ブックタイトル「怒らない体」のつくり方――自律神経を整えるイライラ解消プログラム

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概要

「怒らない体」のつくり方――自律神経を整えるイライラ解消プログラム

28ょう。顔は青ざめていましたし、体に力が入り、ガチガチに固まっているようでした。 けれども、中年男性が去ると同時に徐々に落ち着きを取り戻し、顔色もおだやかになりました。おそらく副交感神経がうまく作用したのでしょう。 つまり、沈黙こそ身を守るのだと、医学的にも証明されているのです。 よく、怒りを吐き出したほうがいいといいますが、吐き出すと交感神経が長時間乱れる原因になります。吐き出さずにグッと我慢すると、一時的に交感神経は乱れても、すぐに副交感神経も働いて、バランスが戻るのです。沈黙は、平常心を保つための完璧な方法なのです。 そう考えると、日光東照宮の「見猿(ざる)・言わ猿(ざる)・聞か猿(ざる)」は、究極の自律神経コントロール法なのかもしれません。