ブックタイトル「怒らない体」のつくり方――自律神経を整えるイライラ解消プログラム
- ページ
- 6/40
このページは 「怒らない体」のつくり方――自律神経を整えるイライラ解消プログラム の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 「怒らない体」のつくり方――自律神経を整えるイライラ解消プログラム の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
「怒らない体」のつくり方――自律神経を整えるイライラ解消プログラム
4 怒りは元気を損なう。つまり、怒りこそ健康を蝕むしばむ元凶だということです。 それから300年を経て、現代の日本において、怒りがどれだけ体に悪いのかを、私は医学的に検証しようと思い立ちました。 怒りと聞くと、多くの人は「私はそんなに怒ってない」と思うかもしれません。確かに日本人はおとなしい民族だといわれますし、会社ではどんなに理不尽な要求をされても我慢する人は多いでしょう。「仕事のできない部下に怒ったらやる気をなくしてしまうから、怒るに怒れないんだ」という嘆きも聞こえてきそうです。 しかし、怒りとは、激怒だけを意味するのではありません。 コンビニのレジの会計で待たされて「イラッ」としたり、レストランで注文を間違えられてムカムカしたり、それも小さいですが怒りです。怒りたくても我慢したとき、そこから生まれる苛いら立だ ちや諦あきらめも怒りのひとつです。 そういう小さな怒りが積み重なると、心は乱れ、元気を損なっていくのです。