ブックタイトル日本は「戦後」を脱却できるか 真の自主独立のために

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概要

日本は「戦後」を脱却できるか 真の自主独立のために

26?防衛費のGNP1%枠?が長らく維持されてきた背景にも財政当局の圧力があったのではありませんか?田母神 そうですね?防衛省の防衛局長と経理局長はだいたい大蔵官僚がなる場合が多かったですから?関 岡 大蔵官僚の論理を表わす典型例は?いま自民党参議院議員になっている片かた山やまさつき先生が旧大蔵省の防衛担当主計官だったときに?自衛隊制服組との間で繰り広げた?潜水艦論争?ではないでしょうか? 片山主計官は?冷戦が終わったんだから潜水艦なんか時代遅れよ?とか?北海道の陸上自衛隊や三み沢さわ基地の航空隊も減らしなさい?などと主張して防衛予算を滅多切りにしましたよね?民主党政権時代に蓮れん舫ほう氏がやっていた事業仕分けというのは?この手法を真似したんじゃないかと思います?田母神 片山主計官は?陸海空自衛隊で当然?評判が悪かったです?笑?? 財務省は常にカネのことだけを言うわけです?それは立場としてわからないわけではないですが?財務省が国全体を任されるというのであれば?本来?国の守りだけは最低限確保したうえで予算配分をするべきだと思います?国の守り?安全保障というのは絶対に必要で??カネがないから国を守れません?というわけにはいきませんから?国を守るための予算を?ほかの予算項目と同レベルで考えたらいけないと思います?