ブックタイトル日本は「戦後」を脱却できるか 真の自主独立のために

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概要

日本は「戦後」を脱却できるか 真の自主独立のために

3 まえがき防衛の道を残せるのか、いわば日本の将来の国家像を左右する、重大な岐路となる交渉となるはずだからです。 そこで私は、日米関係に関する一〇冊目の本として、初めて防衛・軍事分野に取り組むことを決意し、この分野の日本における第一人者で、航空自衛隊のトップとして約五万人の自衛官を指揮してこられたご経験のある田母神先生に教えを乞うことにしたわけです。 田母神先生は二〇〇八年に「日本は侵略国家であったのか」という論文を世に問われ、不当な言論弾圧によって自衛隊からの退官を余儀なくされました。しかしその後、防衛・軍事問題にとどまらず、国家観・歴史観から経済・外交にいたるまで、幅広い分野で言論人として活躍してこられました。 さらに、二〇一四年二月九日の東京都知事選挙に徒と手しゆ空くう拳けんで立候補されたところ、初陣ながらいきなり六一万票を獲得され、いまや言論人としてのみならず、新たな保守運動を率いる清新な指導者として揺るぎない地位を築かれました。 本書は、防衛・軍事分野を中心としつつ、憲法から歴史認識まで、長年タブーとされてきたことを含め、「戦後レジーム」を脱却するうえでの重要テーマを幅広くカバーできたのではないかと思います。 国難烈烈たるいま、本書が一人でも多くの国民に役立つことを願っています。