ブックタイトル進化できない中国人――経済は発展しても国民性は「道徳砂漠」

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概要

進化できない中国人――経済は発展しても国民性は「道徳砂漠」

35第一章 中国「偽進歩」の構造化的ソフト・パワーには、世界でもユニークなものがある。世界ナンバー1あるいはナンバー2の先進国としての日本は、世界中を魅了した技術、商品と文化力で、世界の人々にとっての憧どう憬けいの国でもあった。 日本と比較して、中国はどうだろうか。近代化に出遅れた中国が飛躍的発展を成し遂げ、GDPでは日本を凌りよう駕がし、アメリカに次ぐ第二の大国になったことは実にめでたいことだ。しかし、日本と比べてみると、中国は日本には存在しなかった大きな問題を抱えている。日本のように独特の科学技術、商品、人文研究、文化力を創りあげたわけでもなければ、軍事力以外には、世界でこれといった魅力あるソフト文化を育てていない。 それどころか、世界的にもワースト1が非常に多い国である。 まず、次の統計から見てみよう。 地球上には、二三二の国家と地域が存在する(二〇一四年二月現在・外務省調べ)が、そのうち国連に加盟している国は一九三である。一般的に世界的統計に入る国は大体一八三国家だそうだ。中国サイトの「博訊新聞网」によれば一八三の国の中で中国の順位は以下のとおりである。