ブックタイトル仕事力が上がる睡眠の超技法――これで「集中力」「切り替え力」が冴えてくる

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仕事力が上がる睡眠の超技法――これで「集中力」「切り替え力」が冴えてくる

32寝床で本を読んでいると……私たちの脳は、場所と行為をセットで記憶するという特徴があります。寝床で考え事や読書などをしてしまうと、脳は、「寝床は、考え事をする前頭葉や文字を読む言語野が働く場所だ」と記憶してしまいます。すると、特に考えることがないときでも、本を持ち込んでいないときでも、寝床に入ると前頭葉や言語野など、睡眠に関係ない脳の部位が働いてしまい、睡眠中の脳の活動を阻害してしまうのです。脳は、睡眠中にとても忙しく働いています。睡眠中の脳の主な働きは、昼間に学習したことの反復練習と、不必要な情報の消去です。これらの働きによって、学習したことが能力として定着し、翌日はまた新しいことが学習できるように空き容量がつくられるのです。私たちが日々成長するために重要なこのような働きを妨げる行為は、