ブックタイトル「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話を4つください。」

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概要

「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話を4つください。」

0 3 0金田 はい、はい、ありますね、会社が保険料の半分を払っているという。山田 例えば健康保険料は本来なら2万4千円なんだけど、折半して1万2千円、○田○吉君が払っている。会社も1万2千円を払っているけど、本当は下げたい。だから通勤手当が計算除外の場合、わざと群馬から通うということにして、「社員にはいっぱいお給料はあげるけど、社会保険料は払いませんよ」という不正ができちゃうんです。そして社会保険料が下がると、会社側も助かるんです。花輪 極端な話、基本給を1万円にして、そういう計算外のを10万円とかにもできちゃいますもんね。金田 ほおー、そういうやり口が。山田 ただ、さっきも総支給額が社会保険や税金を決めますよと一応言いましたが、例外がありまして、それはこの通勤手当に関しては、「税金」の計算には入らないんです。所得税とか住民税の計算には入らず、非課税なんです。社会保険が計算に含まれるのは不正防止なんですけど、税金のほうは、単にこの通勤手当代が会社の経費になるので、個人のほうの計算には入れませんよという話です。金田 会社のほうの経費になると。山田 そうですね。ただ、それも上限があって、月10万円を超えたらダメです。10万円を超えた部分は「現物給与」と見なされて課税されます。