トップ > WEBコミック > 料理すごろく 其の壱 手打ちうどん
料理すごろく 其の壱 手打ちうどん (1)
| はじめに 高木敏光 【うどんは無視していた私】 |
| うどんというものを、そもそも馬鹿にしていた。 父が当直の時の、手抜き料理のように思っていた。 ゆでめんなんて、もさもさしておいしくないし。 何年のうどん不食ブランクがあったろう。 家族がお昼に食べていても、僕は遠慮していた。 けどあるとき、妻が激しく胃を痛めて、カメラを飲むと、胃潰瘍の跡だらけだった。 僕の脂っこい料理のせいかと、ニンニクたっぷりの料理のせいかと反省し、何をたべさせようと思った、まさにそのタイミングに、讃岐出身の森ちゃんが、大阪からの遠隔で「山田家」のうどんのセットをお中元にくれた。 僕は、実はまだ、半信半疑。 けど、食ってみて、ショックを受けた。 ショックだ。 つや、のど越し、味、そして、ぶっかけの汁のうまみとこく。 大根、しょうが、あさつき、すりゴマなんていう薬味までセットだ。 これはたいへんだ! たいへんなものを見つけてしまった! と思っていると、またさる友人から、北は秋田の稲庭うどんを送っていただいた。 こ、こ、これも、ショック! 「うどんって、うどんって、うまいじゃん!」 自作好きが生じ、やってみた処女作は、あれはうどんじゃなかった。 3歳の紅円が、よくあんなの食べてくれたもんだ。 けど、今は違うぞ。 うまいぞ。 それに、安くて、簡単で、暇で、楽しい料理です。 手打ちうどん! さあ、GO! |
![]() |


