かわかみじゅんこ先生
「パリパリ伝説」5巻発売記念!
パリからボンジュールインタビュー!! 

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2004年にパリに移住し、フランス人のフィリップさんと結婚したかわかみ先生。
翌年生まれた赤子ちゃんも、もう5歳のおねえさんです♡
 
赤子ちゃんの幼稚学校での様子や、まんがフェスでのサイン会、おなじみ日本旅行、
口唇ヘルペス、イケメンな事務所のシェア仲間…etc.
内容もりだくさんの5巻となっております!


【パリパリ伝説5巻について】

編集部(以下編):「パリパリ伝説」5巻発売おめでとうございます! 
         今巻のカバーイラ ストは鮮やかな青空の下に立つ、かわかみさん親子ですね。

pari5_cover.jpg定価840円


かわかみ:そうですね。5月の発売なので初夏っぽく。
     ちなみに場所はパレロワイヤルの中庭です。この白黒の円柱オブジェ、
     今でこそちょっとした観光名所ですが、出来た当時はパリジャンに
     かなり不評だったそうです。

 
編:カバーの裏面のイラストはどんな風に作っていますか?
 
かわかみ:刷りだしを読み返して、絵になりそうな物やシーンをさがします。
     背景入りのをいくつ入れるかでいつも迷います。

 
編:今回は旅行関係のイラストが多かったですね。
  関ヶ原古戦場に腰掛けているかわかみさんの絵がのどか。
  ちなみに、刷りだしとは雑誌の準備印刷のことです。
  毎号執筆作の部分を各作家さんにお送りしています。

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仕事用に、色々な人とシェアしている事務所の机。

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仕事場の資料や送られてきたフィーヤンなど。


編:今巻でパリ生活を描いて5冊目となるわけですが、「パリパリ伝説」として
  描かれることになったきっかけを語ってください。
 
かわかみ:当時の担当さんのアイデアです。
     パリパリの前にも旅4コマを何回か描かせて頂いていて(1巻収録)、
     その流れでパリに住むならパリ暮らしの4コマをやりませんかと言って頂いて。

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事務所の一角。


編:ご自身で振り返ってみて、5巻の中で特に印象深い回やエピソードを教えてください。
 
かわかみ:失敗談になってしまいますが、1ページ足りなかった回ですね…。
     〆切り日に一枚足りない!と気づいて愕然としました。

 
編:衝撃の回ですね。何だか、懐かしい。

編:さて、最近の日本の情報で知りたいことは何ですか?
 
かわかみ:森ガールってなんですか。

編:お、お送りする雑誌を選んでいる時に「森ガール」という雑誌を
  入れそびれたのが悔やまれます(笑)。



【漫画家生活について】

編:今年でデビュー15周年を迎えられたわけですが、漫画を描き始めたのはいつごろですか?
 
かわかみ:小学校の頃にストーリー物を描こうとしたものの
     途中でめんどくさくなり、登場人物全員死亡、ってことにして
     無理矢理終らせたのを覚えています。

 
編:そして、誰もいなくなった…。

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ストーリーもののネーム

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ネーム用紙


編:プロとして漫画を描き始めることを意識されたのはいつごろですか?
 
かわかみ:子供の頃から漫画家になりたいなーとは思っていましたが、
     実際に漫画を描いてお金をもらった20代の時に改めてそれを意識しました。

 
編:漫画家になっていなかったら、何になっていたと思われますか?
 
かわかみ:この質問、いつ訊かれてもはぐらかしてしまうのですが、
     この機会に真剣に考えてみました。
     下着屋さん、お友達とカフェ経営、立派なお父さん、等も考えましたが、
     流しのプロのアシさんというのが一番現実的かと。

 
編:「お父さん」というハテナ回答が混じりましたよ(笑)。
  アシスタントもなぜか「流し」なんですね。いつも「レギュラーになってくれ」て
  言われてそうですけど。

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背景を描き起こし中。

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いろいろなネタが書き起こしてあるメモ


編:15年間の漫画家生活で特に印象に残っている出来事を教えてください。
 
かわかみ:人んちで墨汁壷を倒した事ですかね。

 
編:小さな頃、どんな本・雑誌・まんがを読んでいましたか?
  また、今は何がお気に入りですか?
 
かわかみ:小さい頃は『なかよし』を買ってもらってました。
     同時になぜかエロ本にも惹かれていて、文房具を買う為にもらったお金で
     こっそりエロ劇画本を買って帰って母親に怒られました。
     最近読んだのは、ジュール・ヴェルヌの『80日間世界一周』、
     谷崎潤一郎氏の『陰影礼賛』、ある方に頂いた、たかのてるこ氏の
     『ガンジス河でバタフライ』、どれも面白かったです。
     今はレヴィ・ストロースの『悲しき熱帯』を読んでいるところです。
     ちょっと難しいです。


編:原稿制作の過程で、どの作業がお好きですか? また、苦手な作業は?
 
かわかみ:下書きまではすごく時間がかかって気持ちも下向き、
     ペンが入り始めたぐらいからスピードアップして自分の気持ちも盛り上がります。
     作業じゃないですけど、何も考えずひたすらビルの窓とか描いてるときが
     すごく楽しいです。苦手な作業は、消しゴムです。
     嫌いだし、消し忘れにも気づかないし、紙をグシャってやってしまう事が多いです。

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愛用の画材(これがないと描けません)達です。

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かゆいところに手が届く(某アシスタントさん命名)曲線定規。背景を書く時に。


編:今いちばん欲しいものは何ですか?
 
かわかみ:新しいファンデーションと七輪です。
 
編:デビュー当時のご自身に、今何か声をかけるとしたら、どんなことを言いたいですか?

かわかみ:こっちが逆に何か言って欲しいです。なので、「何か言って、お願い!」
 
編:最後に、フィーヤン読者へメッセージをお願いします。
 
かわかみ:いつも応援ありがとうございます。精進します。
 
編:インタビューご回答ありがとうございました!
 

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(取材:2010年4月某日)