松永源吾。
かつて江戸随一とされた侍火消、だが今は──。
率いるは"ぼろ鳶"と揶揄される寄せ集めの火消集団。
時代小説の新鋭が、諦めない者たちの再生と再起を描いた、
炎より熱く胸を焦がす人気シリーズ。

今村翔吾

羽州ぼろ鳶組

最新情報

2018年8月9日発売

『夢胡蝶』
定価:本体760円+税
■ISBNコード:9784396344481
"消さない火消"たちの心を動かし、
吉原で頻発する火付けに、ぼろ鳶組が挑む!

花魁・花菊は死を願った。吉原の大見世で最高位の花魁となるも、やはりここは苦界でしかない。父母と彼岸での再会を望み、燃える妓楼に身を置いた。だが紅蓮の炎に飛び込んできた男がいた。花菊は業火の中、ぼろ鳶組纏番・彦弥と運命の出会いをする――。吉原で連続する火付け、下手人と思しき者の殺害、黒幕が? 新庄藩火消頭・松永源吾が情念渦巻く吉原で謎に挑む。

2018年5月11日発売

『菩薩花』
定価:本体740円+税
■ISBNコード:9784396344238
諦めの悪い火消が炙り出した、
不審な付け火と人攫いの真相とは!?

番付のためか──。火消番付への関心は高く、お家の評判にも繋がる。その噂が人々の口の端に上りだす頃、ぽろ鳶組・松永源吾は、無謀にも他の火消から手柄を奪おうと闘う仁正寺藩火消・柊与市の姿を目にする。そんな折、火消による付け火を疑う読売書きが姿を消し……。真相を追う源吾らの前に現れたのは、火難の維持を救い育て、「菩薩」と崇められる定火消・進藤内記だった。

2018年2月発売

『鬼煙管』
定価:本体700円+税
■ISBNコード:9784396343972
誇るべし、父の覚悟――。
男たちの心意気に魂が震える!

「人も同じ、身分は違えども煙草の銘柄ほどのもの」煙管の吸い口を見つめ、平蔵は人の儚き生を思い、正義と悪との境を憂えていた――。京都西町奉行・長谷川平蔵は、火を用いた奇っ怪な連続殺人を止めるため、最も頼りにする江戸の火消、松永源吾を京に呼ぶ。源吾は平蔵の息子・銕三郎と真相に迫るが、やがて銕三郎が暴走し――。勇壮な男たちが京の街を駆け抜ける!

2017年11月発売

『九紋龍』
定価:本体700円+税
■ISBNコード:9784396343750
喧嘩は江戸の華なり。大いに笑って踊るべし。
最強の町火消と激突!

火事を起こし、その隙に皆殺しの押し込みを働く盗賊・千羽一家が江戸に入った。その報を受けた新庄藩火消・通称〝ぼろ鳶〟組頭・松永源吾は火付けを止めるべく奔走する。だが藩主の親戚・戸沢正親が現れ、火消の削減を宣言。一方現場では九頭の龍を躰に刻み、町火消最強と恐れられる「に組」頭〝九紋龍〟が乱入、大混乱に陥っていた。絶対的な危機に、ぼろ鳶組の命運は!?

2017年7月発売

『夜哭烏』
定価:本体680円+税
■ISBNコード:9784396343378
命の選択に、正解はあるか!?
火消としての矜持を捨てない男の姿に感涙!

「八咫烏」の異名を取り、江戸一番の火消加賀鳶を率いる大音勘九郎を非道な罠が襲う。身内を攫い、出動を妨害、被害の拡大を狙う何者かに標的にされたのだ。家族を諦めようとする勘九郎に対し、「火喰鳥」松永源吾率いる羽州「ぼろ鳶」組は、大音一家を救い、卑劣な敵を止めるため、果敢に出張るが……。業火を前に命を張った男たちの団結。手に汗握る傑作時代小説。

2017年3月発売

『火喰鳥』
定価:本体740円+税
■ISBNコード:9784396342982
2017年啓文堂書店時代小説文庫大賞受賞!
一気読み間違いなし! 炎より熱い、侍火消の物語

かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」――。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩から突然仕官の誘いが。壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという。「ぼろ鳶」と揶揄される火消たちを率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか。興奮必至、迫力の時代小説。