南町奉行所の風烈廻り与力・青柳剣一郎は、
風烈廻りとして、火事を防ぎ市中の様子に目を配る傍ら、
年番方与力の宇野清左衛門に才を買われ、
ときに難事件の探索も任されていた。
私欲のために弱者を陥れる者、
やむにやまれぬ事情から悪事に手を染める者……
青柳剣一郎は、その眼力と信念で、
上辺や身分に惑わされることなく、事件の裏を見抜き、悪を暴いてゆく！
何者も恐れぬ青柳剣一郎。何万石の旗本であろうと、老中であろうと勝負する。
痛快な物語を久しぶりに堪能致しました。［広島県・男性76歳］
涙が止まらなかった。登場人物の気高い真の心に、胸打たれ、身体が震えた。目を閉じて、しばらくその余韻にひたった。またしても青痣与力に魅せられ、作品に引きこまれた。
［香川県・女性56歳］
いつ読んでも素晴らしい切れ味！ 今後も期待しています。
［北海道・男性65歳］
このシリーズを選んだことは間違っていなかった。
しばらくは本選びに悩まなくて済みそうだ。剣一郎の家族だけでなく、若党や小悪人にも人情があるのが、このシリーズをより面白くしている。［埼玉県・男性65歳］
正しいと信じたら、最後まで通す青柳剣一郎の生き方に感動した。
［島根県・男性94歳］
