《 著者の言葉 》

初めてのエッセイ集を書きました。
長い時間かけて書かせていただけたことで、自分自身の中の発見や変化、ふっきれたことがありました。父、母から教わったこと。娘を育てる母として思うこと。核家族化で、家族との疎遠が目立つ昨今、家族ってややこしいし面倒な時もたくさんあるけれど、家族の持つ温かく大きな力にあらためて気付いたこと。
無関心ほど怖いものってないように思います。お互いに関心をもてることに感謝して家族と貴重な時間を過ごすためのヒントになればと思います。
家族を持つ全ての人に、この本を読んでクスッと温かい気持ちになっていただけたら嬉しいです。

チラ読みはこちら 依布サラサ オフィシャルサイトはこちら

《 著者プロフィール 》

依布サラサ

依布サラサ(いふ・さらさ)

1983年12月22日生まれ。作詞家・歌手。井上陽水を父に、石川セリを母に持つ。2007年"シンガー依布サラサ"として「カリキュラム」でデビュー。TV・ラジオへの出演も多数。現在居を構えている福岡でもレギュラー番組を多く抱え、タレントとしても活躍中。父・井上陽水との共作「キャッホー」が話題に。一児の母でもある。

両親から言われた言葉の中で、私の印象に残っている教え。
セリさんの教えは「たくさん感動しなさい」。
陽水さんの教えは「たくさん泣きなさい」。
私には二人の教えがとてもバランスがとれているように思えます。
(「井上家のボジティブ感とネガティブ感」より)

家族の中では、父と私、ときどき孫、みたいなメンバーで旅に出ることがよくありますが、今や父との気ままな旅は決まって国内旅行となっています。
父と私は「カニ」「牡蠣」が大好物という共通点があるので、「カニがおいしいところに行こう」「牡蠣を食べに行こう!」みたいな感じで旅が始まったりもします。
思いつきはいつも突然です。
(「父との旅」より)