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トークショーを
やってみたら……

TOKYO

 場所は東京・飯田橋にあるアンスティチュ・フランセ。おもにフランス語を学んでいる方が対象ということで、セシルさんはフランス語で話し、通訳の方をつけていただくことになりました。
『鬼火』を書くようになったいきさつ、制作の裏話、新潟の話、アトリエ・セント―が影響を受けた日本の先輩漫画家たちの話、日本と西洋の妖怪の話などをしました。

大好きな水木しげる先生の話をしました

 トークショー後は、本を持ってきてくれた方にセシルさんが絵を描きました。おいなりさん(きつねの石像)、『鬼火』に登場するセシル、お地蔵さん(石仏)などの絵で、ひとつひとつ水彩絵の具で色をつけていました。使いこまれた絵の具は、もうひとりのアトリエ・セント―、彩色担当のオリヴィエさんから借りてきたそうです。
 来場者の中にはフランス語で話しかけてくださる方もいました。どういうわけか、セシルさんは日本語で返していました。ちょっとふしぎな光景でした。

『鬼火』(日本語版)に解説を書いてくださった
怪談研究家の東雅夫先生と。
お伝えしていなかったのに来てくださって感激です

映像 『鬼火』の見返しに
さらさらと絵を描くセシルさん



『鬼火
 ―フランス人ふたり組の日本妖怪紀行

ISBN 978-4-396-61623-6
定価:本体2778円+税
B5変型判

ⓒEditions Issekinicho-France-2016
Authors: Atelier Sento-Cécile Brun, Olivier Pichard
ⓒChinatsu Komagata-2017