年代 | 国内のできごと | 海外のできごと |
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1979昭和54年 |
三菱銀行猟銃人質事件(1.26) 文藝春秋「ナンバー」創刊(4.5) →23P 東京サミット開催(6.28~29) 東名、日本坂トンネル事故(7.11) 千葉県神野寺のトラ騒動(8.2) パンダ・ランラン死ぬ(9.4) KDD密輸・乱脈事件(10.2) 総選挙で、一般消費税導入を争点として自民党後退(10.7) 自民党抗争で大平内閣難産(11.6) 村上春樹『風の歌を聴け』で第22回群像新人文学賞受賞 →22P 伊勢丹の広告キャンペーン「ああ、スポーツの空気だ」 →23P 航空機疑惑(ダグラス・グラマン事件) 日本鉄道建設公団など官庁、公団、自治体の不正問題続発 |
米中が外交関係を樹立(1.1) イランのパーレビ国王出国(1.16)、ホメイニ派が制圧(2.11) 中越戦争本格化(2.17) エジプト・イスラエル平和条約調印(3.26) 英国総選挙でサッチャー女史、先進国初の女性首相に(5.4) 中国全人代開催、「4つの近代化」法案採択(7.1) 世界保健機関(WHO)は天然痘根絶を発表(10.26) 韓国朴正煕大統領暗殺される(10.26) イランで米大使館占拠事件発生(11.4) アフガニスタンでクーデター発生(12.27)、ソ連軍がアフガニスタンに侵攻 |
1980昭和55年 |
「アベック行方不明に外国情報機関関与」産経新聞が報道(1.7) →40P 日銀が第4次公定歩合引き上げ(1%)を実施し、年7.25%に(2.19) ダイエーは昭和54年度(54年3月~55年2月)の販売額が1兆円を超え、小売業として初めて年商1兆円を実現 日銀が第5次公定歩合引き上げ(1.75%)実施、年率 9.0%となる~合わせて、政府は7項目からなる第3次総合物価対策を決定(3.19) 電気料金は平均50.8%、都市ガスは45%程度の値上げ(4.1) 年初来下降傾向にあった円相場は、52年10月以来1ドル= 260円割れ(4.7)、以降産油国からのオイルマネー流入などで円高基調へ 米国、ソ連のアフガン侵入に抗議してモスクワ五輪をボイコット~日本も不参加決定(5.25) →101P 中国の華国鋒首相(中国最高指導者として史上初)来日(5.27~6.1) 大平首相急死(6.12)初の衆参両院同時選挙で自民党圧勝(6.22) トヨタはフォード社と提携し、米国での小型乗用車共同生産に合意と発表(7.9) →21P JETRO、日本の農林水産物輸入世界一となると発表(8.9) 日銀が公定歩合を0.75%に引き下げ、年率8.25%となる(8.19) 政府が公共事業を前年比30%程度増とするなど総合経済対策を決定(9.4) 山口百恵引退(10.15)、松田聖子歌手デビュー(4.1) →25P 日銀が公定歩合を1%引き下げ、年率7.25%となる(11.6) 田中康夫『なんとなく、クリスタル』で第17回文藝賞受賞 →33P 日本の自動車と鉄鋼生産が、米国を抜き世界一となる →22P 本田技研ヨーロッパF2選手権に参戦 →20P 日本経済の強さや日本的経営の卓越性が世界中で注目され、欧米から途上国まで「日本に学べ」風潮強まる |
米国の金利上昇衰えず、公定歩合を年率13%に引き上げ(2.15)、二重公定歩合制で総合インフレ対策(3.15) 米国自動車メーカー各社の業績悪化し日米自動車戦争エスカレート、貿易摩擦は欧州へも飛び火 イラン・イラク戦争勃発(9.22) |
1981昭和56年 |
覚醒剤常用犯による深川通り魔殺人事件(6.17) 台湾・遠東航空機墜落~作家向田邦子犠牲に(8.22) 三和銀行詐欺事件(9.11) 北炭夕張新炭鉱ガス突出事故(10.16) ロッキード事件、榎本前夫人証言(ハチの一刺し)(10.28) ロッキード事件、小佐野賢治に実刑判決(11.5) 灰色高官(二階堂進幹事長)復権(11.30) 芸大楽器購入汚職事件(12.8) |
「多発報復」戦略を掲げた、レーガン政権発足(1.20) イラン人質の米大使館員解放(1.21) 中国、四人組裁判に判決(1.25) 政治指導者へのテロ相次ぐ~アメリカのレーガン大統領狙撃(3.30)、ローマ法王ヨハネ・パウロ二世狙撃(5.13)、バングラデシュのラーマン大統領暗殺(5.30)、エジプトのサダト大統領暗殺(10.6)など スペースシャトル打ち上げ成功(4.21) 仏に中道左派政権成立(5.10)、社会党ミッテラン大統領就任 イラン大統領亡命(7.29) 英国皇太子結婚(7.29) ポーランドに戒厳令敷かれる(12.13) 欧州各地に反核デモ広がる |
1982昭和57年 |
ホテルニュージャパン火災惨事(2.8) 日航機羽田沖墜落事故(2.9) 日米貿易摩擦で市場開放策(5.28) IBM産業スパイ事件(6.22) 東北新幹線(6.23)、上越新幹線(11.15)開業 →53P 長崎で集中豪雨禍、犠牲者295人(7.23) 臨時行政調査会が行政改革で基本方針をまとめる(7.30) 教科書検定、新聞各紙の誤報により国内外で問題化(7月) →55P 宮沢官房長官発言(8.26)で、教科書近隣諸国条項設置 →95P 三越「古代ペルシア秘宝展」の展示物の大半が贋作であると判明(8.29)岡田社長解任(9.22) 鈴木首相退陣、中曽根政権誕生(11.27) |
フォークランド紛争勃発(4.2)、英国の勝利で73日ぶりに停戦(6.14) アメリカ各地で反核集会「グラウンド・ゼロ週間」始まる(4.18) アメリカの失業者1000万人を超す(4月) レバノン戦争発生(6.6)、PLOベルイート撤退(8.21) ベイルート難民大量虐殺(9.16) 西ドイツに保守・中道連立政権成立(10.1) 中ソ再接近、外務次官会談北京で始まる(10.5) ブレジネフ書記長急死(11.10)、アンドロポフ新政権発足(11.12) 国連総会、1983年から92年を「障害者の10年」と宣言(12.3) ポーランド厳戒令停止(12.12) |
1983昭和58年 |
中曽根首相は、就任後初の施政方針演説を行ない日米関係強化、防衛計画大綱の速やかな達成、行財政改革の推進などを強調(1.24) 日本初の実用静止通信衛星「さくら2号a」打ち上げ成功(2.4) 第2次臨時行政調査会 「行政改革に関する第5次答申(最終答申)」をまとめ首相に提出(3.14)~臨時行政改革推進審議会発足(7.1) 東京ディズニーランドが開園(4.15) 初めて比例代表制を導入した第13回参院通常選挙が行なわれ、自民党が安定多数を確保(6.26) 経済企画庁「55年春から3年間続いた戦後最長の不況が終わり、景気は回復局面に入った」と、景気底離れ宣言(7.27) 政府は58年度からの新経済計画「1980年代経済社会の展望と指針」を策定(8.12) 金融機関の第2土曜休日がスタート(8.13) ロッキード裁判丸紅ルート公判で、田中角栄元首相に懲役4年の実刑判決(10.12) →136P 日本銀行は、公定歩合を 0.5%引き下げ、年5.0%に(10.21) コール西独首相来日を皮切りにレーガン米大統領、トルドー加首相、胡耀邦中国共産党総書記と、各国首脳相次ぎ来日(10.31~11.30) 所得税特例法など減税法案が参院本会議で可決成立(11.17) 第37回衆院総選挙で自民党大敗、投票率は戦後最低の67.94%(11.18)~新自由クラブとの連立政権による第2次中曽根内閣発足(12.27) 東京証券取引所の第1部ダウ平均株価は 9893円を記録(12.28) 本田技研F1世界選手権に復帰 →205P |
中曽根首相訪米(1.17)日米首脳会談で同盟関係を再確認(1.21) 西ドイツ、イギリスの総選挙(3.6、6.9)でともに保守が圧勝 OPECが原油価格を34~29ドル/バーレルに、生産上限も1750万バーレル/日へ引き下げ~値下げはOPEC結成後初めて(3.15) OPECが原油価格を5ドル下げて29ドル/バーレルに(3.15) 第9回主要先進国首脳会議(サミット)がアメリカのウィリアムズバーグで開催(5.28~30) アメリカで初の女性宇宙飛行士を乗せ「チャレンジャー」打ち上げ(6.18) フィリピンの野党指導者アキノ元上院議員暗殺(8.21) 樺太上空でソ連軍機による大韓航空機撃墜事件(9.1) ポーランドの自主労組「連帯」のワレサ委員長、ノーベル平和賞受賞(10.5) ビルマ・ ラングーンで北朝鮮による爆弾テロ事件 韓国閣僚死亡(10.9) 混迷深まる中東情勢レバノン紛争、パレスチナ解放機構の内紛、ベイルート爆弾テロ、イラン・イラク戦争など アメリカ・ソ連の核軍縮交渉(INF、START)暗礁に乗り上げ中断 後天性免疫不全症候群(AIDS)アメリカ、ヨーロッパで流行 |
1984昭和59年 |
東京証券取引所第1部のダウ平均株価は1万円の大台に乗せ(1.9)、年末には1万1500円台まで上昇、株高が続く 通商産業省、国土庁など4省庁は長岡、熊本など9地域をテクノポリス(高度技術集積都市)地域として指定(3.23)~9月までに全国で14カ所のテクノポリスが決定 大蔵省、金融政策の基本指針をまとめた「金融自由化の展望」を発表~預金金利の自由化や資本市場の拡充を進める方針(4.13) 国鉄運賃値上げ、初めて地域別運賃制を導入(4.20) 経済対策閣僚会議は、118 品目の関税率撤廃または引き下げなどの包括的「対外経済対策」を決定(4.27) 東京・有楽町の日劇、朝日新聞社跡地にマリオンが建設され、映画館5館、朝日ホールとともに、西武と阪急がオープン(10.6) 主婦3042万人のうち働く主婦が50.3%と、初めて働く主婦が半数を超す~労働省59年度版「婦人労働白書」(10.20) 二階堂進擁立の動きなどに揺さぶられながら、第2次中曽根内閣発足(11.1) 新しい日本銀行券3種類(1万円、5千円、千円)が発行される(11.1) 「グリコ・森永事件」の影響が菓子業界全体に広がる 景気上昇下で、この年の倒産件数2万件を超し、負債総額も3兆円台に乗る~大沢商会、リッカー、ヤタガイクレジットなど大型倒産相次ぐ |
スペースシャトル「チャレンジャー」の飛行士が命綱なしの宇宙遊泳に成功(2.7) アンドロポフ・ソ連書記長死亡(2.9)、後任にチェルネンコ氏が就任(4月) 南北体育会談(4~5月)、南北経済会談(11.5)など、南北朝鮮対話再開される 第23回オリンピック大会がアメリカ・ロサンゼルスで開催、ソ連・東欧圏のボイコットにもかかわらず、当時史上最多の140カ国が参加(7.28~8.12) IMFは世界景気回復宣言を発表(9.12) ガンジー・インド首相暗殺される(10.31) 米大統領選挙でレーガンが再選、第2期レーガン政権発足(11.6) インド・ボパール市の殺虫剤工場で毒ガス漏れ事故、死者2500人以上(12.2) 中英両国が香港返還の合意文書に調印(12.19)→1997年に返還 アフリカの干ばつと飢餓深刻続く |
1985昭和60年 |
創政会発足(2.7)、田中元首相脳こうそくで倒れる(2.27) 「科学万博-つくば'85」が開催され2033万人が入場(3.17~9.16) イラン・イラク戦争でイランに取り残された日本人をトルコ民間航空機が救出(3月) →185P 日本電信電話(NTT)、日本たばこ産業が発足(4.1) 日航ジャンボ機、群馬県御巣鷹山に墜落~520人死亡、4人が奇蹟的生還(8.12) 中曽根総理、終戦記念日に靖国公式参拝(8.15) →130P ロス疑惑の三浦和義逮捕(9.11) →168P 阪神タイガース、初の日本一に全国で虎フィーバーが吹き荒れる(11.2) →153P 首都圏と関西で国鉄通信ケーブルを狙った「国鉄同時多発ゲリラ」発生(11.29) 豊田商事事件、日本相互リース事件など悪徳マネー犯罪相次ぐ 有毒ワイン騒ぎ深刻化、自販機農薬ドリンク事件で被害者続出 いじめ問題が深刻化 →268P ホンダF1新エンジンRA165Eが威力を発揮 →140P |
チェルネンコ書記長死去、後任にゴルバチョフ新書記長を選出(3.11) メキシコで大地震が発生、犠牲者は8000人にも及ぶ(9.19) プラザ合意 ニューヨーク緊急5カ国蔵相会議(G5)ドル高修正で合意(9.22) →134P パレスチナゲリラによるイタリア客船乗っ取り事件(10.7) コロンビアのネバドデルルイス火山が大噴火アルメロが土砂に埋まる(11.13) 米ソ首脳会談、6年半ぶりにジュネーブで開かれる(11.19~21) 南アフリカのアパルトヘイト政策に対する暴動激化 継続するアフリカの飢餓と食糧問題 エイズ、世界的に広がるとともに、女性や子供にも広がる イベリア航空機、インド航空機などの航空機事故による死亡者、史上最悪 昭和60年12月のOPEC総会で、石油の生産水準維持優先の方針決定などにより価格カルテルの崩壊が進み原油価格が急落 昭和61年7月には7~8ドル/バレルに |
1986昭和61年 |
ドル高修正のために、日銀は公定歩合を1月30日(年5.0%→4.5%)、3月10日(4.5%→4.0%)、4月21日(4.0%→3.5%)、11月1日(3.5%→3.0%)と4回にわたって引き下げ 東京都中野区の中学生がいじめにより盛岡で自殺(2.1) →58P 職場での男女差別の解消を目指す男女雇用機会均等法が施行(4.1) 政府は3度の総合経済対策を打ち出す~公共事業の施行促進、円高・原油値下がりの差益還元など発表(4.8) 中小企業救済策、雇用対策など発表(5.30) 公共投資の拡大、民間活力活用のための規制緩和など打ち出す(9.19) 6年ぶりの衆参同日選挙で自民党(追加公認を含む)が衆院 304、参院142議席を獲得して圧勝社会党は左右統一後最低の議席となる(7.6~7.7) 中曽根総理が支那の圧力で靖国参拝中止(8.14) →131P 新自由クラブ10年目で解党(8.15) 東京証券市場1部の平均株価終値が1万8936.24円となり(8.20)、21日の出来高も約23億1200万株でともに過去最高の記録となる ドル高修正進み、昭和60年9月のニューヨークG5以降急速な円高となり、8月20日には1ドル=152.55円と戦後最高値をつけ、11カ月で90円の円高 日本初の女性党首、社会党土井たか子委員長誕生(9.6) 自民党、中曽根首相の総裁としての任期切れを控え、党則を改正し任期を1年延長し昭和62年10月30日までとすることで正式決定(9.11) ウイリアムズ・ホンダがF1でコンストラクターズ・チャンピオン獲得 →146P |
スペースシャトル「チャレンジャー」発射直後に爆発、乗組員全員死亡(1.28) フィリピンのマルコス政権が崩壊、アキノ政権が誕生(2.25) アメリカの昭和60年の経常収支赤字が当時史上最高の1176億ドルとなり、71年ぶりに債務超過国へ転落する(3.18) ソ連チェルノブイリ原子力発電所で爆発事故、大量の放射能が放出(4.26) カメルーンのニオス湖から有毒ガスが噴き出し、周辺住民 1700人が死亡(8.21) アイスランドのレイキャビクで米ソ首脳会談開催会議は決裂(10.11~12) アメリカ中間選挙で与党・共和党が敗北(11.4) 北朝鮮の金日成主席の死亡説かけめぐる(11.17~18) ストックホルム、西ベルリン、パリ、インドなど世界各地でテロが横行 OPECの価格カルテルが崩壊、石油価格が暴落 エイズ、世界各地に広がる 昭和61年末のアメリカの対外債務残高が、60年末より2.4倍の2636億ドルにのぼり、アメリカは世界最大の債務国に転落 |
1987昭和62年 |
日本電信電話(NTT)株が上場(2.9) NTT株が新規上場、財テクブームにのり1株=160万円の初値がつくフィーバー(2.10) 日銀、公定歩合を引下げ(3.0%→2.5%) 、史上最低に(2.23) 誘拐された三井物産マニラ支店の若王子支店長無事生還(3.31) 国鉄を11の新会社に分割・民営化した新生JRがスタート(4.1) 東芝機械がココム(対共産圏輸出統制委員会)規則に違反したとして、警視庁が捜索(4.30)~親会社・東芝の社長と会長の辞任にまで発展(7.1) 売上税関連法案が廃案となる(5.12) 基準地地価が東京都内で1年間に85%強の高騰となり、坪1億円以上の評価地が、銀座、新宿で登場(7.1) 石原裕次郎さん、肝細胞ガンのため死去(7.17) 天皇陛下が腸の手術(10.7) 利根川進教授がノーベル医学・生理学賞を受賞(10.12) 株価が世界的に大暴落、ブラックマンデーと呼ばれる(10.19~20) F1世界選手権日本グランプリ、鈴鹿サーキットで開催(10.28~11.1) →205P 中曽根総裁の裁定による、竹下新政権が発足(11.6) 日本航空が特殊法人から純民間会社へ移行(11.18) 日本最大の労働ナショナルセンター「全日本民間労働組合連合会(全民労連、略称"連合") 」結成(11.20) 南アフリカ航空機墜落、邦人47人犠牲に(11.28) 東京の円相場は昭和62年の最終日12月31日に一時1ドル=121円台をつけ、終値122円の最高値を記録、60年3月からの急上昇が続く エイズ(後天性免疫不全症候群)汚染深刻に 村上春樹『ノルウェイの森』がベストセラーに →224P |
ベルギー沖で英フェリー「ヘラルド・ オブ・ フリーエンタープライズ」沈没(3.6) アメリカ政府は、日米半導体協定を日本が順守していないことを理由に、通商法301条(不公正貿易慣行に対する対抗処置)に基づいて、戦後初めての本格的な対日経済措置を取る(4.17) 西ドイツ青年のセスナ機がモスクワの赤の広場に着陸(5.28) イラン・イラク戦争でペルシャ湾情勢緊迫、米艦がタンカー護衛(7月~) 中米紛争で「グアテマラ和平合意」(8.7) ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が1929年の大恐慌時を上回る22.6%もの大暴落、世界連鎖暴落現象を引き起こした(10.19) 大韓航空機、北朝鮮による爆破テロでビルマ沖で墜落(11.29) 米ソ首脳会談で中距離核戦力(INF)廃棄条約に調印(12.8) 韓国では、16年ぶりの大統領直接選挙実施第13代6人目の大統領に与党の盧泰愚候補が当選(12.16) 主要7カ国蔵相・中央銀行総裁会議は、各国で「これ以上のドルの下落は好ましくない」との共同声明を発表、ドル下落防止を確認した(12.23) 米ドル暴落で世界の金融市場混乱 ソ連のペレストロイカ(改革) 米イラン・コントラ秘密工作事件で米議会が調査 エイズ禍拡大 |
1988昭和63年 |
東京圏住宅地の前年上昇率68.6%で地価公示史上最高を記録(1.1) 世界最長の青函トンネル(58.85km)が開業(3.13) 東京ドームが完成(3.18) 梶山国家公安委員長が「アベック行方不明事件は北朝鮮による拉致が濃厚」と国会で答弁(3.26) →215P 少額貯蓄非課税制度(マル優)が廃止(4.1) 瀬戸大橋開通(4.10) 牛肉・オレンジの輸入自由化をめぐる日米交渉は、日本が平成8年から自由化することで妥結(6.20) 海上自衛隊の潜水艦「なだしお」が無謀な漁船に衝突、死者30人朝日新聞、NHKなどの偏向報道で自衛隊に罪がかぶせられる(7.23) ソウルオリンピック開催、日本は不振(9.17~10.2) 天皇陛下が吐血され容体が急変(9.19)国事行為を皇太子に全面委任一般記帳を開始(9.22) 北海道の石岡家に、ヨーロッパで行方不明の石岡亨さんから彼が北朝鮮にいるというノートの切れ端がポーランドから届く(9月) →210P 藤ノ木古墳で考古学的に重大な発見(10.8) 竹下首相は、新行革審に対し「ふるさと創生」を進めるため、国と地方の関係を機能分担や財政負担などの面から見直すよう諮問した(12.21) 「消費税」の導入を軸とする税制改革関連6法案が成立(12.24) 円は年初に瞬間値で1ドル=120.45円の最高値をつけ、平均株価も12月には3万円の大台を突破するなど、日本経済の絶好調ぶりが際立った 株疑惑続発~「リクルート事件」、「明電工事件」、「新日本製鉄と三協精機製作所の提携に絡むインサイダー取引事件」など相次ぐ 村上春樹『ノルウェイの森』が前年に続きベストセラーに →224P 地方博が大ブーム 天皇陛下の容体悪化、緊迫した事態が続く リクルート疑惑、政財界に吹き荒れる |
アフガニスタン問題で和平合意調印とソ連軍の撤退開始(5.15) 米ソ首脳会談と中距離核廃棄条約の発効(6.1) ペルシャ湾で米艦がイラン旅客機撃墜(7.3) イラン・イラク戦争8年ぶり停戦(8.20) 第24回オリンピック大会が韓国・ソウルで開催、12年ぶりに東西各国が揃い過去最高の160カ国・地域が参加(9.17~10.2) チリでピノチェト大統領の続投に不信任(10.1) アメリカ大統領選挙で共和党のブッシュが当選、第41代大統領に~上下両院選挙では民主党勝利(11.8) PLOが国家樹立宣言(11.15) 搭乗機爆発でハク・パキスタン大統領死亡、ブット女史首相就任(12.1) ゴルバチョフ書記長の支配体制強化と改革キャンペーン ソ連内で民族抗争 |
1989昭和64年 |
女子高生コンクリート詰め殺人事件(1.4) →255P 昭和天皇崩御(1.7)平成に改元(1.8) →249P 銀行、郵便局など金融機関の週休2日制スタート(2.4) リクルート事件で逮捕者相次ぐ(2.13~3.28) →267P 企業合併・買収が話題に~アメリカ投資家の小糸製作所株買い占め(3月) ソニーのコロンビア映画買収(9.27) イギリスのポリー・ペック社の山水電気買収(10.27) 三菱地所のロックフェラーグループ社買収(10.31)など 3%の消費税スタート(4.1) →256P アメリカ政府、包括通商法スーパー 301条を日本に適用(5.25) 年に3回の公定歩合引き上げ~9年2カ月ぶりに0.75%引き上げ(5.31)、以降10月11日、12月25日に 0.5%ずつ引き上げ、年4.25%に 首相の交代相次ぐ~リクルート疑惑と政局混迷の責任をとり竹下首相退陣(6.2) 後継の宇野首相も参院選敗退で短命の69日政権で終わる(8.9) 初の昭和生まれの海部首相が誕生(8.10) 美空ひばりさん死去(6.24) 参議院選挙で与野党逆転(7.23) 連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤を逮捕(8.10) →268P 日米構造協議始まる(9.4) →208P 礼宮親王、川嶋紀子さんと婚約(9.12) 景気拡大4年目に~個人消費、設備投資が高水準を維持し、国内需要も好調が続き、景気は37カ月連続で拡大局面にあると経済企画庁発表(12月) 岩戸景気に迫る好景気 拉致事件捜査への圧力が強まるが、メディアは完全無視 →216P |
第41代アメリカ大統領にジョージ・ブッシュが就任(1.20) 東欧に民主化の雪崩現象~ハンガリーが複数政党制を復活(2月) ポーランドの自由選挙で「連帯」が圧勝(6月) 東ドイツが西ドイツとの国境を開放(11.9) チェコスロバキア、一党独裁を廃止(11.30) ルーマニア・チャウシェスク政権崩壊(12月) ソ連でも民族問題が先鋭化 ソ連軍、アフガニスタンから撤退完了(2.15) ソ連ゴルバチョフ書記長、訪中関係正常化へ(5.15~18) アメリカ通商代表部が新通商法スーパー301条に基づき、日本を不正貿易国に指定(5.25) →257P イランの最高指導者ホメイニ師死去(6.3) 中国天安門流血事件、民主化運動弾圧(6.4) アメリカの惑星探査機ボイジャー2号、海王星に最接近(8.25) サンフランシスコでマグニチュード7.1の大地震(10.17) 東欧、激動の民主化「ベルリンの壁」崩壊(11.9) マルタ島で米ソ首脳会談が開かれ東西冷戦の終結を確認(12.2~3) →257P 地球環境問題が国際課題となる |
1990平成2年 |
総選挙で自民党が安定多数獲得(2.18) 大阪で「花の万博」開催(4.1~9.30) 礼宮親王、紀子さま結婚の儀~秋篠宮家創設(6.29) イラクのクウェート侵攻で日本人を含む外国人が「人間の盾」として人質に(8.18~12月) 北朝鮮による拉致事件が隠蔽されたまま、日朝3党「謝罪と償い」盛った共同宣言調印(9.28) 日朝国交交渉開始へ 湾岸危機への貢献策・国連平和協力法案廃案に(11.10) 天皇陛下の即位の礼(11.12)と大嘗祭(11.22~23) TBSの秋山記者、日本人初の宇宙飛行(12.2~12.10) 株暴落、バブルに亀裂、財テクに警鐘 生体肝移植相次ぎ脳死論議高まる |
南ア黒人指導者マンデラ氏が27年ぶりに解放される(2.11) ソ連、一党独裁放棄、大統領制へ移行、ゴルバチョフ氏大統領に(3.13) 食糧難、民族対立などで国内危機は深まる モントリオール会議で2000年までにフロン全廃を決定(6.29) イラクがクウェートに侵攻(8.2) 中東湾岸危機勃発国連安保理、武力行使容認(11.29) 韓国と北朝鮮が半島分断後初の首脳会談開催(9.5~6) 韓ソ国交樹立(9.30) 東西ドイツ45年ぶりに統一(10.3) 全欧安保協力会議首脳会議でパリ憲章採択不可侵宣言(11.19~21) サッチャー英首相辞任(11.22)、メージャー蔵相が後任に(11.28) 東欧諸国で自由選挙、ブルガリアを除き民主・改革勢力が勝利 |