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「江戸前」の魚はなぜ美味しいのか
著者名:藤井克彦

2010-11-09 kazu-chan_1981さん 東京都
著者の「江戸前」へのこだわり、なかなか楽しく読ませていただきました。
これまでに豊穣な海を埋め立てていったことは,諫早湾干拓にも一脈通じていると実感しました。さて、一つ著者へ「クレーム」です。
p.213 メゴチの所で「関西ではがっちょと呼ばれ捨てられる魚だが」
とあります。小生の生まれは泉州泉佐野です。泉佐野ではがっちょは捨てられることなく,煮物(関西では「たいたもの」です)として、立派なおかずになっております。魚屋でも売っておりました。
子どもでもよく釣れるものですから、海岸でよく釣りました。一杯釣ると母から「よー釣ってきたな、ありがとうね」とほめられました。もちろん、網で大量に取った場合には「捨てた」かも知れません。

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