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「靖国」と「千鳥ヶ淵」を考える
著者名:堀内光雄

2013-08-21 植松自由人さん 山梨県
この本を読んで最も感動したことは、日本の大東亜戦争の戦没者、亡くなった人が、310万人を超え、さらに、その敗戦で無条件降伏したときまでの、半年間の戦争で亡くなった人たちが、100万人を超える犠牲者をだしていたという事実を教えていただいたことだった。とにかく、空襲、原爆、大陸からの引き揚げ、シベリア抑留など、戦争の終結した時までの、半年間に、100万人もの日本人が、戦争のために亡くなったことは、全くびっくりし、戦争の恐ろしさ、残酷さを痛切に感じたのだった。ただ、僕の場合でも、こうした戦没者の人たちへの哀悼の気持ちは、忘れていたような気がする。ただ、戦争はしてはならないと痛感している。

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