2014-05-05 がっきーさん 兵庫県
書店で棚を何気なく見ていたところ、自分の名前と全く同じ名前、漢字のタイトルに運命を感じて思わず購入しました。主人公の佳代さんは名前が同じである上に、私といくつか共通点（例えばお酒が好きなところとか、弟思いのところとか）もありとても共感できました。
物語としては少々出来過ぎな感じがしましたが、一人一人の人物描写が素敵だと思います。両親に捨てられ、苦労をしているにも関わらず、恨んでもいいぐらいなのに、前向きに生きている佳代さんに感動しました。料理の描写も細かいので、読んでいる途中でお腹がすいてきました。
偶然出会った小説ですが、私にとってお気に入りの一冊になりました。
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