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祥伝社文庫
厭な小説 文庫版
著者名:京極夏彦

2014-05-10 竹田さん 富山県
期待以上に厭な気分になりました。
作品は表題の『厭な小説』が最終話でしたが、さらにこの厭な感じが続けば読み手もいつの間にかその中に巻き込まれていたかもしれないと思うと、辛うじて読者だけは蚊帳の外に残して話を終わらせてくれた作者は、いい人なのでしょうか?
しかしこれだけ厭な感じにさせてくれるのですから、『厭な作家』に間違いないのでしょうね。

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