2010-09-05 藤丸さん 熊本県
安易な世界遺産「狂想曲」に警鐘を鳴らす一冊。
世界遺産の意味を正確に理解していない行政や民間による安易な世界遺産登録推進キャンペーンに多額の税金と人が使われている風潮にかなりうんざりしていたところこの本と出会いました。
自分の考えていることをそのまま代弁してくれているようで、読後は溜飲が下がる思いでした。
特にそのような世界遺産登録推進運動をしている人達に是非読んでもらい、自分達の運動が本当に世界遺産の理念にかなったものなのか、安易な観光地ブランド化の手段でしか考えてないか、よく検証してもらいたいと思います。
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