・杉浦先生のコメント作製協力 「MOE 2008年12月号」(白泉社)

絵てがみブック

1998年3月発行の記念すべき第一作。手紙というテーマは、編集さんが提案してくれました。同い年でお互いはじめての本作り、ふたりで作った印象が強い。とにかく無我夢中で、思い出すと甘酸っぱい。あまりの乙女っぷりに、なんだか違う人みたいだ、自分。

お散歩ブック

1999年4月発行。前担当さんが雑誌に異動になり、新担当はおじさまに。2冊目ということもあって、自分らしく作れた手ごたえがありました。一生懸命、楽しそうに描いてるなぁと、こなれた今の自分に喝を入れる、原点的作品。

ベトナムで見つけた

2000年4月発行。当時雑貨店をやっていた友達のひろみちゃんと、買い付けをしながらベトナムを縦断。笑ったり困ったり大忙しで、いちばんおもしろかった国。しかし、ボられることにいちいち目くじらを立てたりすぐ怒ったり、未熟さ全開で読み返すのが一番恥ずかしい……。

わたしの日曜日

2001年1月発行。お散歩同様、興味のあることを担当氏と話しながらテーマを決定。激しく働いていた頃で、本作りを理由に遊びに行きたかったのが動機。この頃こけしに夢中で、ちょこちょこと登場。『絵てがみ』『お散歩』『日曜日』は思い出深い初期3部作。

旅のおみやげ図鑑

親本は2001年9月発行。絶版になっていたのが、2005年に文庫化されました。ひたすらみやげものが描いてあり、今見ると不思議な本。乙女よりじゃない人は、わりとこれをほめてくれる。載っているものの半分以上、あげたり売ったりで手元にないから、懐かしい。

マーマリング・トーク

2002年1月発行。1994年から作りはじめた新聞の、20号までをまとめた本。縮小コピーしてのりで貼って……と手作業だから(今も)、レイアウトを組み直すのが大変だった。そういう作業、けっこう好きなんだけどね。2巻も出す予定ですが、まだ11号分しかたまっていません。

上海を歩こう

2002年6月発行。高校の同級生・ユキちゃんと、編集者と作家として再会。今も続く旅手帖シリーズ・コンビの誕生。第1弾は憧れの中国へ。同じアジア人とは思えないほど、ストレートで感情豊かな現地の人々との交流が楽しかった!下町と最先端、上海の二面性が好き。

東京ホリデイ

2003年4月発行。東京のお気に入りのスポットを歩きまわって描きあげた本。閉店してしまった店もいくつかあって、また新しい東京本も作りたいな。ベトナム本同様、最初から文庫版での描きおろし。持ち歩いてもらえるし、小さくてかわいい文庫サイズは好き。

おしゃべり12ヵ月

2003年7月発行。今まであちこちの雑誌でやってきたイラストエッセイの仕事をまとめた本。はじめてのルポ連載(1997年)や初個展(1995年)の作品など、かなりぎっしりな内容。子ども向けの「今日はなんの日」カレンダーが好評で、また作ってみたい。

はじめてのハワイ

2004年7月発行。旅手帖第2弾。ベトナム、上海とアジアの旅行記が続いたので、イメージが固まらないようにと思い切って選んだハワイ。本当にはじめてだったから賭けだったんだけど、大好きになりました。いるだけで心が安らぐ場所なんて、そうありません。

スクラップ帖のつくりかた

2005年10月発行。私のイラストの原点である絵日記やスクラップ、メモ、手帳などノートにスポットを当てた本。ずっと出したかったテーマのひとつで、自分の恐ろしいほどの記録魔ぶりを披露。今の家に引っ越した頃で、ダンボールの山の中で執筆した思い出が。

えほんとさんぽ

2006年3月発行。MOEの連載をまとめた本。毎月担当の編集K嬢と、絵本と絵本的な世界を求めて東へ西へ歩きまわりました。豆本やフリーペーパーを作ったのが楽しかったー。 口絵にはじめて絵本っぽいものを描き、そのむずかしさを痛感。

週末ジャパンツアー

2007年4月発行。旅手帖第3弾は国内の旅。大勢で出かけたプライベート旅や、念願のこけし祭り、どの旅もすごく楽しかったなぁ。ということで、第4弾も国内の予定です。この本の製作中に父が死去。子どもの頃、ひんぱんに旅に連れて行ってくれた父でした。

ひっこしました

2008年4月発行。Web連載をまとめたもの。8年ぶりの引っ越しがネタの宝庫で、記録をつけさせてもらった感じ。連載中は、玄関にタイルを貼ったりカビと格闘したり、まるでドキュメンタリーのようでした。自宅の写真満載で、友達に「大丈夫?」と心配されました。

よくばりな毎日

2008年7月発行。シティリビング紙での連載をまとめたもの。2週間に一度の日々のつぶやき。装丁以外は自分でデザインしていたのを、初めてすべてプロの方におまかせした作品。静かなたたずまいに仕上がって、とても気に入っています。

ちいちゃんのたからもの

2008年10月発行。はじめての絵本。描いたのは2007年秋。絵本作りに畏怖の念すら抱いているので、緊張しました。いろんなものを集めている姉や兄に憧れていた気持ちが、創作のもと(実際はお茶漬けのおまけの浮世絵カードや切手など、地味なものだったけど)。

えほんとあそぼう

2008年12月発行。MOEの連載をまとめた本の2冊目。前回はお店取材が多かったけど、今回はどいかやさんちの猫と遊んだり、手芸をしたりパンを作ったり……おもしろいことをたくさんやったなぁ。京都や北欧(描きおろしもあり)、旅のお話も満載です。

あかずきん

1冊目の絵本でお話を考えるのに苦しんだので、ただひたすらに”かわいい世界” を描くことに没頭したかった。それから、まだファンタジーを描くことへの照れ があるので、奇想天外な「あかずきん」でその入門をしたかったのです。 パッチワークのベッドカバーに民族衣装、森の花や動物…描いてて楽しかった!

わたしのすきなもの

「よくばりな毎日」の続編。シティリビングでのコラム連載も、はじまってから 早5年。2週間に一度の日記のようなもので、内容が日常のつれづれ話だけに、前 回も今回もタイトルづけに苦心しました。ずばり、「わたしのすきなもの」のお はなしが満載です。

12ヵ月のクロゼット

「ファッション」―思いがけず、素の自分が見えてしまうテーマでした。
買い物の仕方、物との向き合い方…。はずかしい部分もカミングアウトしつつ、やっぱり買い物もおしゃれするのも大好き! ということをしみじみ感じました。

道草びより

シティリビングの連載、「つれづれダイアリー」の書籍化第三弾。旅にビールに山登り、三年間の日常のあれこれをつづりました。楽しいより道としんどいより道、どっちも大事なもの…とふたつの意味合いでタイトルをつけました。