ブックタイトル元気の源 五体の散歩
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元気の源 五体の散歩
1 9 [第1章]歩けば…… 足の散歩おもしろいアイディアがとび出す。すぐつかまえないと、逃げてしまう。いったん消えると、いくら思い出そうとしてもダメ。二度とあらわれない。釣って落とした魚は大きいと言うが、消えた考えはすばらしかったように感じられる。それを防ぐにはメモをつけるほかない。何かあると、街灯のところへ急いで、心覚えを書きつける。一度に何枚ものメモになることもある。夜、人通りのすくないところで、ごそごそしていれば、泥棒の下見のようなものだ。そう思っていると、本当にそんな気がしてくるから不思議、である。プロが見のがすわけがない。パトロール・カーがそっと近づいてくる。不審者、見つけたり、と思っているのかもしれない。おまわりにマークされたりしてはおもしろくない。メモをやめて、近くの脇道に入る。ここならパトカーは入れない。ゆっくり歩いて、もう大丈夫だろう、と大通りへ出てみると、これはしたり、さっきのパト・カーがライトをこちらに向けて待ってい