ブックタイトル元気の源 五体の散歩
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元気の源 五体の散歩
2 0るではないか。どうしてここへ出てくるとわかったのか、さすがプロというだけではすまないような気持ちになる。夜はいけない。いつか裏小路にまよい込んだら、イヌは吠える。それくらいおどろきはしないが、飼い主のじいさんの声が〝?みついてやれ!〟とケシかけた。けしからん飼主だといったんハラを立てたものの、こんな時間に露路をうろつく人間の方が、もっともけしからんのだと反省、すごすご帰った。そんなことがあって、夜間、ごみごみしたところを歩くのはよくない。精神の安静にひびく。そう思い切って、新しい散歩をはじめようと考えた。散歩のために六カ月定期を購入夜がダメなら朝がある。朝、散歩しよう。だいたい、いい年をして、朝早く、ぐずぐずしているのは見っともないではないか。早朝の散歩などきいたことがないが、ひとはひと、自分は自分、朝の散歩をしよ