ブックタイトル元気の源 五体の散歩
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元気の源 五体の散歩
5 まえがき健康法は、いわばプライバシーに属することで、これ見よがしに披露したりするのは、はしたないことであるという自省がはたらかなかったわけではないが、妙なことばを造った人間として、すこしくわしく説明する責任もあるように考えて、執筆することにした。高齢者だって、元気であるのは順当なことである。すこしくらい元気だからといって自慢するほどのことではない。えらそうなことは言うまいと心に銘じて書いたつもりである。そうは言っても、年をとると、とかく弱気になりがち。それを吹きとばすには、元気を出す方法を考え、書くというのは、たいへんおもしろいと考えて恥をかえりみず自分をさらけ出したようなところがある。読者諸賢の寛容を乞こ うほかない。みずからをはげますために書いたというのが本当のところであろう。年輩の人間にとって、無為、安静は大敵である。とにかくなにかしていないといけない。することがなければ作るのである。なるべく独りにならないで、できるだけひととおしゃべりをする。新しい仲間ができればすばらしい。なければつくる努力をする。