ブックタイトルできる人はやっている 上司を使い倒す50の極意

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できる人はやっている 上司を使い倒す50の極意

026リクルートも新興企業で、大手のブランド企業にはなかなか太た刀ち打うちできない状況でした。「□□銀行が第一志望です」という都銀希望の後輩に対して、「大きな組織に入っても、やりたいことなんてできないぞ」みたいに、志望先を変えようとあの手この手で説得するのですが、簡単には相手の考え方は変わりませんでした。 採用活動がうまくいかず、行き詰まりを感じていた時のことです。私の後輩である学生に会社まで来てもらい、企業説明をする際に、上司である人事課長に同席してもらったのです。その後輩は大手電機メーカーを希望していました。課長が「どこが第一志望なの?」と訊たずねると、相手は当然のように「△△電器です」と答えました。 すると、私の上司はすかさず、「△△電器はいい会社だよ」と言うではありませんか。私は目が点になりました。そして、次から次に△△電器の長所を具体的に挙げていくのです。はじめて聞くような内容の話に、後輩の学生は目を輝かせていました。 リクルートに誘おうとしている後輩に対して、別の企業を褒めるなんて、「一体、課長は何を考えているんだ?」と怒りのような気持ちが湧わいてきました。 モヤモヤした気持ちを抑えながら、二人のやり取りを聞いていたのですが、「僕も学生