ブックタイトルできる人はやっている 上司を使い倒す50の極意

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できる人はやっている 上司を使い倒す50の極意

033CHAPTER 1上司を使い倒すと、こんないいことがある ひとつは、処遇を決めるためのものです。 社員一人ひとりの業務実績や能力、日常の行動を正しく把握し、昇給や賞与や昇格といった処遇を公正に行なうための根拠を明確にすることが、人事考課の目的なのです。 そして、人事考課のもうひとつの側面は、人材育成のための能力開発です。 人事考課を行なうことによって、個人の強みや弱みが明確になり、今後の目指すべき課題の設定が可能になります。その結果、成長を促すことができるのです。 人事考課や査定、評価という言葉を聞いただけで、拒絶反応を起こす人も少なくありませんが、逆に味方につければ、あなたの評価は確実によくなります。 評価が上がれば、給与も能力もアップするというわけです。 では、評価を上げるポイントをお伝えしましょう。難しく考える必要はありません。 まず上司に「私は客観的に自分自身のことを見つめることが苦手なので、私の強みと弱みとを教えてくれませんか?」と謙虚に聞いてみてください。まともな上司なら、誠実にあなたの質問に答えてくれるはずです。そこで出てきた強みと弱みこそがまさに評価ポイントであり、それらを徹底的に仕事の場面に反映するよう意識するのです。