ブックタイトル仕事に効く 教養としての「世界史」

ページ
5/30

このページは 仕事に効く 教養としての「世界史」 の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

仕事に効く 教養としての「世界史」

3 はじめに なぜ歴史を学ぶのかヘロドトスとキッシンジャーの言葉僕は、歴史を学ぶ意味は、ヘロドトスの『歴史』の冒頭の数行に尽きているような気がしています。「本書はハリカルナッソス出身のヘロドトスが、人間界の出来事が時の移ろうとともに忘れ去られ、ギリシア人や異バルバロイ邦人の果した偉大な驚嘆すべき事蹟の数々─とりわけて両者がいかなる原因から戦いを交えるに至ったかの事情─も、やがて世の人に知られなくなるのを恐れて、自ら研究調査したところを書き述べたものである」(『歴史 上』ヘロドトス著、松平千秋訳、岩波文庫)ヘロドトスは古代ギリシアの歴史家です。ハリカルナッソス(現在のトルコのボドルム)はじめに なぜ歴史を学ぶのか