ブックタイトル日本は「戦後」を脱却できるか 真の自主独立のために

ページ
10/52

このページは 日本は「戦後」を脱却できるか 真の自主独立のために の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

日本は「戦後」を脱却できるか 真の自主独立のために

8●――日本再生と対米自立関 岡 安あ倍べ晋しん三ぞう総理は日本再生の中興の祖となるかもしれません? 二〇一二年一二月の就任以来?わが国の安全保障に関する新方針を矢継ぎ早に打ち出しています?自由民主党の結党以来の宿願である自主憲法制定と国防軍の創設を筆頭に?国家安全保障会議?日本版NSC?の新設?戦後初の国家安全保障戦略?NSS?の策定?防衛大綱の改定?防衛費の増額?集団的自衛権や武器輸出三原則等とうの見直しなど?重要項目が目白押しです? これら一連の施策によって?戦後日本の防衛政策?安全保障体制?ひいては国のあり方そのものが根底から刷新されることになるでしょう?安倍内閣を評価する上で?防衛・安全保障こそ最重要分野といっても過言ではなく?われわれ国民もおおいに注目していくべきだと思います? 田母神先生は二〇一三年九月に?安倍晋三論??ワニブックス?というご高著を上じよう梓しされていますが?安倍総理がいま展開している防衛政策について?各論に入る前に総論としてどのように評価なさっているかをまずお聞きしたいのですが?田母神 安倍さんは?なかなかうまくやっていると思いますね?自民党政権だからいいというわけではなく?あくまで安倍内閣に限っての話ですが? と言いますのも?過去の歴代自民党内閣では?日本の防衛政策はアメリカの了解を得て進めているようなところがあったんです?たとえば防衛計画の大綱をつくるとき?国民に発表する