ブックタイトル日本は「戦後」を脱却できるか 真の自主独立のために

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概要

日本は「戦後」を脱却できるか 真の自主独立のために

16●――衣の下の鎧よろいを見せた「ジャパン・ハンドラーズ」関 岡 なぜかというと?ことは靖國問題にとどまらず?今後も問題が表面化するのは必ひつ定じようだからです?安倍内閣発足以来?アメリカは村むら山やま・河こう野の談話の見直しを強く牽制してきました? 安倍総理が靖國神社に参拝する二カ月ほど前ですが?二〇一三年一〇月二九日に?日本経済新聞社と米国のシンクタンクCSIS?戦略国際問題研究所?が主催する日米同盟をテーマとしたシンポジウムが東京で開催されたんです? そのとき?ジャパン・ハンドラーズ?日米関係に深く関与しているアメリカの知日派?の頭目格というべきリチャード・アーミテージとジョセフ・ナイの発言が波紋を広げました??従軍慰安婦問題?に関して?シンポジウムの司会者が?河野談話は見直すべきだと思うか?と問いかけたのに対し?会場の聴衆の過半数が挙手しました?それを見たナイは苦にが々にがしさを隠そうともせず??談話を否定すれば?将来の?日韓?協力の芽を摘み?日本にダメージとなる?日米関係にも悪影響を及ぼす?と言い切ったんです? 一方?アーミテージは?米国も歴史的に過去の奴隷制や女性への差別?日系人の強制収容などの過あやまちを認めてきた?と主張して?日本人に?猛省?を促したんです? 日本の保守系ジャーナリズムで?知日派?とか?日米同盟の守護神?などと持ち上げられることの多いアーミテージでさえ?中韓の悪質なプロパガンダにすぎない?従軍慰安婦問題?を?女性差別のごとき?人権問題?や?黒人奴隷や日系人の強制収容などアメリカの?人種問題?