ブックタイトル日本は「戦後」を脱却できるか 真の自主独立のために

ページ
44/52

このページは 日本は「戦後」を脱却できるか 真の自主独立のために の電子ブックに掲載されている44ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

日本は「戦後」を脱却できるか 真の自主独立のために

42定しましたが??基盤的防衛力?構想はそのまま踏襲され続けている? それが撤回されて?基盤的防衛力の代わりに?動的防衛力?という基本構想に置き換えたのが菅内閣だったというのは非常に意外でした?田母神 基盤的防衛力が動的防衛力になったということは?一般的には防衛力が強化されたように?言葉からはなんとなく受けとめられるかもしれませんが?そうではないんです?基盤的防衛力よりももっと少なくていいのではないか?という発想なんです?関 岡 そうなんですか?菅直人という人は総理に就任したとき?自分が自衛隊の最高指揮官だということも知らなかったという人ですから?防衛大綱なんか読んでもわかるわけがない?わけがわからないまま決裁してしまったのかと思ったのですが?笑??田母神 現在ある自衛隊を肯定してしまおう?それよりさらにコンパクトにしてしまおうという発想の下に出てきたのが動的防衛力で?基盤的防衛力にもならない?関 岡 ならばそれを安倍内閣が改定しようというのは至極当然のことですね?安倍内閣は?動的防衛力を当初??強靱な機動的防衛力?に置き換える方向で検討を進めてきましたが?最終的には?統合機動防衛力?という言葉に落ち着きました??強靱?という言葉が外され??統合?という言葉に置き換えられたのはなぜでしょうか?田母神 陸海空三自衛隊の統合運用?自衛隊と米軍の共同運用など?様々な含意があります? 特に陸上自衛隊は?創設以来の大規模な組織再編に取り組むことになりました?海上自衛隊