ブックタイトル進化できない中国人――経済は発展しても国民性は「道徳砂漠」

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概要

進化できない中国人――経済は発展しても国民性は「道徳砂漠」

55第一章 中国「偽進歩」の構造「なぜこのような激甚な震災の後でも、日本人は恐れず、くじけずに泰たい然ぜん自じ若じやく、秩序整然を保つことが可能であるのか」 陳氏は、日本人の民度の高さ、政府の誠意などにその理由を求めている。①日本の国民の素質が高いし、美しい心情、健康な魂があるからだ。日本人は心で災難に打ち勝つのである。②日本という国の国民は、ルールと法律の遵守を命より大切にし、ことに災難の前でルールと法律を守らないことが災害よりも恐ろしいことを知っている。③政府は信頼性があり、国民に安心感、信頼感を持たせる。④道徳心に富み、愛情が深く、社会的責任感のある人が多いため、名みよう利り、物欲に淡白である。⑤安全意識が日頃より高く、予防措置などがよくできている。 要するに、大震災の前で表われた日本国民の教養と資質は、われわれ中国人に汗かん顔がん(はずかしくて、顔に汗をかく)させ、慙ざん愧き(自分の見苦しさや過あやまちを反省して、心に深く恥じる