ブックタイトル「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話を4つください。」

ページ
31/56

このページは 「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話を4つください。」 の電子ブックに掲載されている31ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話を4つください。」

0 2 9─【ニコニコ生活講座 第1日】知って俺得、給与明細の読みかた山田 総支給額に入るから。金田 へえー。山田 だから遠くから通っている人は、社会保険は高くなります。金田 アメリカから東京に通ってきているという人は、総支給額が大変なことになる。山田 ツッコミやめようかな。金田 ま、待ってください。えっと……、群馬から来ている人とかは。山田 そうですね。その分健康保険料とかもいっぱい払って、掛け捨てになっていると。金田 なるほど。それは個人の都合だから、そんな遠い会社に勤めるなという気持ちを込めて、いっぱい払わせられるの?山田 いえいえ。それは不正が絡からむからだと思います。本当は近いのに、遠くから通っているというウソをついて、社会保険料を下げられたら健保組合が困るから。仮に、通勤手当を社会保険料の計算対象から外した場合、経営者と社員がグルになって、「この人、実際は東京に住んでいるけど、実家の群馬から来ています」とウソをついて通勤手当を増やしておけば、社会保険料を変えないまま昇給を行うことができちゃう。そもそも社会保険料は、個人と会社でほぼ折半して負担する制度です。この給与明細の○田○吉さんは、健康保険で1万2千円払っていて、厚生年金に2万1千円払っていますが、同じ金額以上を会社も負担しているんですよ。