ブックタイトル帝国の逆襲――金とドル 最後の闘い

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概要

帝国の逆襲――金とドル 最後の闘い

22リカがさらに奪い取ることも難しい。だからアメリカは、オリンピックを日本(東京)にやらせることも上手に仕組んで、日本人をおだて上げることで、また日本からお金を巻き上げる。その前の2016年のオリンピックはブラジルである。ブラジルをうまい具合に手なずけて、南米諸国(ベネズエラのチャべスは癌がんで死なせた)からもふんだくる。2018年の冬季オリンピックは韓国である。これらの国を「パンとサーカス」でうまく乗せて調子に乗らせて、資金をアメリカに流させるという計画である。本当に巧妙に、よくぞここまでお膳ぜん立だてするものだ。これがすなわちオリンピック抱き合わせ増税である。安倍晋三首相は計画どおりに、10月1日に増税を決定した。これで来年の4月からの8%消費税で、小さな経営者や自営業者や商店主たちは税金を払うのが本当に厳しくなる。だが、自分たちが安倍晋三の自民党を支持したのだから、その報むくいも受けなければならない。オリンピック決定は、初めから増税との抱き合わせなのである。日本人の気分をよくさせておいてお金を取るという作戦である。もしこのことに気づきたくない人がいたら、それは景気回復の夢、希望、願望という麻ドラツ薬グを飲まされ続けて、ずっと朦もう朧ろうとしていたい