こむぎびよりのコッペパン

魚田南

第2・第4火曜日
大学1年生の甲斐田一虎(かいだ いちご)は、連日のバイト疲れでヘトヘトのある日、大雨の鴨川で捨て犬を見つける。捨て犬と一緒に添えられた手紙には、犬なのにパンが好きなこと、そして名前が「コッペ・パン」であることが書かれていた。一虎はコッペに感じるところがあり世話をしようと奮闘するが、コッペは出された食事にまったく手をつけようとせずーー!?