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 | 一般書籍(小説を除く) ドラッカー 日本への言葉 著者名:望月 護/竹村健一 | 
 | 2010-11-05 waterさん 佐賀県 ドラッカーが明治日本の岩崎、渋沢、福沢をよく研究していたことや、終身雇用制や従業員重視の社風を日本独特で世界が見習うべきものとしていた切り口は、ドラッカーファンでなく日本史ファンである私をドラッカーと引き寄せた。
佳書にあえて不満を言えば三点である。
1,ドラッカー自身の言葉よりも筆者の発するメッセージが前に出過ぎている。特に官僚性悪説はドラッカーや福沢の主論を差し置いている。ドラッカーらの語ったあるべき公共像を書けば良かろう。
2,明治偉人のエピソードとドラッカーの言葉がリンクしておらず、唐突の感があった。
3,システムの根幹には必然がある。良い悪いシステムが生じた必然について掘り下げ因果を示さなければ、偉い人がいいシステムを作ったと単純化される。そのように単純化された理論は教訓とならない。
増補改訂を期待する。
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