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祥伝社文庫
傭兵代理店 万死の追跡
著者名:渡辺裕之

2010-11-18 反町幸成さん 栃木県
傭兵代理店という奇抜な設定を起点にして、ラプター登場、チベット潜入にまで展開するとは・・・。シリーズ7巻一気読みしてしまいました。現実の国際情勢をモチーフにしているので臨場感・リアリチィーを維持できました。ただ、兵器に関する誤植や誤認で時折リアリティーが途切れるのが残念です、特に航空機の描写で目立ちました。ラプターの重量が再三2トン(軽!)になってますが、実際は約20トン弱です。P223の輸送ヘリZ-8での吊り下げ運搬の目論見は桁違いで成立しません。P294でラプターが海軍所属というのも痛い。
「謀略の海域」P315でアリゲーターにテールローターが付いているのは痛恨でした。カモフのヘリは2重反転翼なのでテールローターが無いのが特徴です。P279で空対地が地対空になってるし。「継承者の印」でアパッチがタイ陸軍の装備というのも涙でした。現実に運用しているAH-1Sコブラだったらリアルなのに・・・。
他にも気付きましたがこの辺で。
ケチつけているつもりはありません。全体が大変面白いので実在兵器のディテールの雑な部分が目立ってしまうのです。
次作期待しております。










[編集部からのコメント]
ご感想ありがとうございました。
そしてご指摘、ありがとうございます。
お声をしっかり胸に刻み、ディティールでもご満足いただける作品となるよう、先生ともども邁進させていただきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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