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 | 新書 なぜ、横浜中華街に人が集まるのか 著者名:林 兼正 | 
 | 2010-11-30 毛受敏浩さん 東京都 人口減少で寂れる町が多い中で、横浜中華街は、日本の町おこしのモデルであることを実感した。自分や家族の将来と町の繁栄とが一体と感じることのできるほど町に対して愛着を持ち、個々の店の損得を越えて町の発展を支えようという姿勢と著者のリーダーシップが、世界でもっとも訪れる人の多い横浜中華街を作っていることに感銘を受けた。命をかけて海外に渡り「落地生根」の精神を持って日本に根付こうとする華僑の人たちに、日本人も率直に学ぶべき点が多い。
地域づくりだけではなく、国づくりもそうしたビジョンが必要であると思う。個人としても「アジアとつながるまちづくり」を構想してきたが、横浜中華街はその先駆けであり成功事例であることは間違いない。
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