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ジャンル・タイトル・著者名
祥伝社文庫
恥じらいノスタルジー
著者名:橘 真児

2010-12-16 P450さん 神奈川県
ちょっと草食系の、若い駆け出し作家が、家族の老いと病いと直面しつつ、ふるさとでがんばっている女たちに、パワーをもらいつつ交情を重ねる、というと、湿っぽい小説かと思いきや、途中から急に伝奇っぽい味付けで、面白かった。睦月影郎さんの、「超能力もの」とはまた違った楽しみ。
主人公がもうちょっと「己の一物の物言わぬ声」に正直だと、もっとすっきりした展開になりそうな気配。でも、読みながらつい「鼻ツン」になっちゃう官能小説もめずらしい。

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