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一般書籍(小説を除く)
「日本脳」改造講座
著者名:榊原英資

2010-12-29 星の国の駐在員さん 海外
榊原 英資 著 「日本脳」改造講座 を読みました。
日本のAmazonから新刊案内をいただきましたので、その場で注文しました。
手元に本書が届いて3時間で読み終えました。これに送料別で1470円支払うということは1時間当たり490円。コストパフォーマンスはあまり良くないですね。

それはさておき、軽快な論調で、楽しく読めました。
榊原氏の言及の甘さが今回も目につきましたが、著者の個性としてその甘さも楽しみの一部になっています。
今回特に気になった箇所は、日本の英語教育の非実用性について述べた部分です。著者は英語を10年間も学ぶ必要はなく、3年程度で十分、という趣旨の事を記されています。「英語を語学そのものの学習期間は3年程度にして、それ以降は英語を実用の道具として使う訓練をすべきである」と理解しましたが、遠回しな記述が繰り返され、特に言及が甘いと感じました。

一方著者の主張に頷く部分も少なからずあります。専門家を軽視冷遇する風潮への反発、内向き文化への批判は大いに支持します。痛快でもありました。
海外要員かつ専門職であるの私の悩みを共有できた気分になります。

また、本書を「講座形式」とした編集も読みやすくていいですね。
最後に、榊原氏の原稿をまとめ、読者に届けてくださった編集・出版の方々に御礼申し上げます。

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