ジャンル・タイトル・著者名
祥伝社文庫
出世花
著者名:高田 郁
2011-05-07 れもんさん 京都府
お縁のひたむきな姿に感動させられる。心洗われるとは、出生花を読んだ後の気持ちにこそぴったりの言葉であるような気がする。私の父が亡くなった時に目にした湯かんの情景が思い出され、そこに行き交うさまざまな心に、神聖な空気が漂っていた事を今更ながら思いつつ、出生花は一気に読んでしまった。物語の運びや言葉が素晴しくて、心の中に溶け込んでいくような気持ちになった。