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なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか
著者名:若宮 健

2011-07-10 なみさん 東京都
先日、韓国に初めて行った際に、ガイドさんに「韓国はパチンコが全然ないんですよ」と言われ、その時は、「ふーん。」としか思っていませんでしたが、日本に帰って本屋に寄った時にこの本を見つけ、思わず買いました。
私自身、転勤族で、地方の本当のど田舎に2年半暮らしていましたが、工場に勤務している方々の中にも、大勢パチンコ屋に通われている方がいらっしゃいました。
また、現場の仕事がきつくて、あまり将来に希望を見いだせない、日常があまりにも退屈、寂しいといった同年代の方も、パチンコに足繁く通ってました。この本を読むまでは、「なんでパチンコやるんだろう」と、パチンコをしてしまう人の気持ちが分からなかったのですが、これは紛れもなく、アルコールやたばこと同じような「依存症」の類であることを理解できたし、パチンコをする知人が本当に心配になりました。
同時に、日本は本当にこれは知られたらまずい。という情報が徹底してマスメディアでは流れないのだという事も、実感できました。
この様な本と出会えて、いくつもの疑問が一気に解決したと同時に、周囲の人を思いやる余裕を持ちたいとという気持が沸きました。
ありがとうございました。

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