2011-07-24 チョビさん 東京都
本書を読んで正直すべてが理解できたわけではないのですが、自分が高校生のときにこの本を読めていたなら、もう少し物理の授業を楽しく受けられたのになと現役の高校生をうらやましく思います。私が高校生の時には、著者の桜井先生がおっしゃていたとおり、数式ありきの授業で、数学嫌いの私にはまったく理解することが出来ず、英語の予習ばかりをやっていた記憶があります（反省）。うろ覚えのあの実験はこういうことを観測するための実験だったんだなと本書を読みながら思うこともしばしばでした。当時、物理や化学の授業でつまずいて、文系を選択したことに後悔はありませんが、本書が当時あったなら選択肢が広がったのかなとは思いました。わかりやすくて読みやすいとまでは言えませんが、是非一度読んでみてはいかがでしょうか。
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