書評 投稿ページ
投稿閲覧
ジャンル・タイトル・著者名
文芸書(文庫を除く)
介護退職
著者名:楡 周平

2011-08-15 BMW320さん 広島県
アッパーミドルのライフスタイルのサンプルとして読まさせていただいた、
主人公の退職後、枚数の関係ではしょることはやむを得ないが、
取り巻く環境が劇的に好転する様子は溜飲が下がる思いである、
唐木は唐木の人生で良かったと喝采を送りたい、
ただし大多数の平均的サラリーマン諸氏はこういう風にうまく展開しないことも事実、
本書60ページ唐木のセリフを借りて「役者を職業にできる人間なんて、ほんの一つまみだぜ」という話は、
「リストラされてヘッドハンティングされる人財はほんの一つまみだぜ」に置きえられる、
大多数は介護に直面すると失職するか家庭内が混乱し困窮すると思う、
私は独身で元自営業だったが同居する母親の介護を3年続けたが、
それでも両立が出来ず廃業に至り、
現在は母の初盆を迎え、ささやかに慎ましくそれでも平安な生活を送っている、
3・11前で負債もないので、塞翁が馬ということかも知れないが

戻る