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エコノ・グローバリスト(14) 「金・ドル体制」の終わり
著者名:副島隆彦

2011-12-24 あらせいさん 東京都
金・ドル体制の終わりはドルが基軸通貨の座から滑り落ちることを本書では言う。至極、当然な論理展開ではあるが、そこは副島節の小気味好さが面白い。核兵器並みの威力を持つCDSの暴発を阻止することは、もはや、ミッションインポッシブルの世界に通ずるものがあり、奇しくも特殊諜報機関のIMF=impossible mission forceに繋がるので面白い。著者は今後の金融資本主義の成れの果てを、予言をもって大胆に描写している。EUは分裂しないとの著者の見通しは、おそらくは分裂しないとやって行けないユーロ圏の根深い問題点を明らかにしている。

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