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尖閣戦争
著者名:西尾幹ニ/青木直人

2012-01-24 釣らぬバカさん 徳島県
本来温厚なはずの民族でありながら戦を起こした日本。明治の世になり急激な社会構造の変革がなされた。それまで、支那・朝鮮・オランダ・ポルトガルなどとの交易は特段の戦を伴わないものであり日本国もそれなりに安定していたが、日清・日露・第一次・日中・第二次世界大戦は古代からの悠久の歴史に大きな変化をもたらした。戦の原因は種々あろうが、外交べたな政府と一部の尊大な輩によるものか。これらの戦が日本民族の負の遺産として今に引き継がれており、天皇におかれてもこの事は常に胸中にあるはずである。政府は世界各国民族の歴史・宗教・慣習を学習し直し、軍事力よらず相手を説き伏せる技を磨き日本の未来永劫の安寧を図るべく不断の努力を行うべきである。

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