書評 投稿ページ
投稿閲覧
ジャンル・タイトル・著者名
新書
北朝鮮 金王朝の真実
著者名:萩原 遼

2012-06-07 堀 篤史さん 愛知県
TVを中心としたメディアがどれほどの感情論を流していたかがこの本を読んでわかる。萩原氏の長年の朝鮮半島との付き合いによって得られた貴重な情報がこの本に詰まっている。私は、北朝鮮という国の実態を知ったつもりでいて、実は知らなかった。それもそのはずで、まずはじめに、金正日が金日成を殺した!?という目を疑うような文章を目にした私は衝撃が走り、この本をすぐさま買ったのだ。そして最後の萩原氏の冷静かつ切実である日朝の未来について書いている。この意見は、私たち国民が刻まなければならないような事実も書かれているので、すばらしい本だと私は評価した。

戻る