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韓国が漢字を復活できない理由
著者名:豊田有恒

2012-08-02 加藤 紘さん 奈良県
書店で手にとって立ち読みしたところ、面白そうなので買いました。それまで
この本が出版されていることも知らず、著者についてもよく知りませんでしたが、よい本にめぐり会えたと喜んでいます。とかく漢字については否定的な見解が多く、これからの文化発展にとって桎梏になるとまで説く人もいるようです。表意文字と表音文字とでは、表音文字が絶対に有利で、アルファベットの西洋が漢字の東洋にたいし優位に立ったのも当然で、日本も早く漢字の束縛から自由にならなければならない。というような見解が如何にあさはかであるか、あらためて認識させられました。19世紀半ばに開国した日本が、西洋文明の概念を理解できて追いつくことが出来たのも、その語彙を翻訳できる漢字という文字を有していたからであることを知る必要があると思います。

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